参考資料ばかりなぜ多い?

1万ワード強の翻訳の仕事を引き受けることになって、リファレンスがどっと送られてきました。翻訳指示書、スタイルガイド、用語集はいいとして統一事項.txtだの定型文集.docだの用語変更.xlsだの、細かい指示が山のようにあります。世の中には指示書やスタイルガイドを読まずに翻訳して納品するつわものもいるようですが、そんなことをしたら次から仕事が来なくなるので、時間はかかるけれど読みます。が、読んだだけでは覚えきれない。翻訳対象のファイルにイタリックのタグがあるとします。日本語訳でイタリックをどうするかがどこかに書かれていたような気がするけれど、思い出せない。指示書だったかスタイルガイドだったか「注意事項.doc」だったか。検索しようにも、指示書は.docでスタイルガイドが.pdfで用語集が.xlsなどと、ファイル形式もまちまちなので、KWIC FinderやらWideGrepやらで検索しないと見つかりません。「イタリック」で検索しても「斜体」で検索しても全然ヒットしないので変だなぁと思っていたら「<i>タグは削除します」と書かれていたり。
製品あるいはクライアント固有の用語の訳し方にしても、用語集だけでなく、スタイルガイドの「注意する用語」の項に書かれていたり、翻訳会社が作成した指示書の片隅に書かれていたり(過去のフィードバックをまとめたもの?)します。用語のことは用語集にまとめてほしいものですが、できないんでしょうね。