例外をthrowする/catchする

昨日の日記に書いた「**は例外を発生します」の原文は、「** throws an exception」でした。Java関連の文書で例外をthrowすると言ったら「スローする」と訳すものだと思っていたのですが、「発生させる」という訳し方も使われているんですね。
catchの方は、「検出する」、「受け取る」あるいは「取得する」などと訳されていて、翻訳メモリの中でも統一しきれていないようです。
throws an exceptionのthrowを「発生させる」と訳す場合に、問題となるのは「an exception is thrown」という受け身をどう訳すかです。現在参加しているプロジェクトで支給された翻訳メモリを見てみると、さらにバリエーションに富んでいて「例外が返される」などという無理矢理な訳も見つかります。「Throwing an exception」という見出しを体言止めで訳すときの問題もあって、「例外の発生」ではちょっとまずいので、「例外を発生させる」としなければなりません。
安直にカタカナ動詞を使うのはよくないというのには同意しますが、Javaのthrowとcatchはプログラミングのときに使うキーワードでもあるので、特に日本語に訳さなくても「スロー」と「キャッチ」のままの方が明確に意味が伝わると思います。