カタカナ語の表記ミスを減らすには

現在参加しているプロジェクトでは、「カタカナ複合語は単語の区切りに合わせてスペースを入れる」ことになっています。つまり、原文でconsole commandと書かれていたら「コンソールコマンド」ではなく「コンソール コマンド」と表記しなければならないのですが、このスペースの入れ忘れがプルーフリーディングの段階で結構見つかります。翻訳者もレビュアーも見落としていたということですが、気付かないものでしょうか。
他にもあるといけないので、一括してチェックすることにしました。単純に、テキストファイルをgrepしてカタカナ語だけを切り出してExcelにコピーしてソートするだけなのですが、他にも、「バックグラウンドジョブ」や「マスターサーバー」のようなスペース入れ忘れが1か所ずつですが見つかりました。
このカタカナ語リストを眺めていていてあれ? と思ったのは、「リウム」などというカタカナ語が使われていたことです。元のファイルに戻って該当の箇所を検索すると「へリウム」と書かれていたのですが、よく見ると最初の文字がひらがなの「へ」になっていました。どういう入力方法を使ったのでしょうか? 「へりうむ」と入力して変換すれば4文字ともカタカナになるはずですが、「ヘ」をうっかり削除して1文字だけ入力し直したときにひらがなのままにしてしまったということが考えられます。目視だとまず見分けがつかないので、怪しいと思ったらエディタの検索機能を使って検索してみるとよいと思います。
他にも、「ポジディブ」のような思いも寄らないカタカナ語が残っていたのですが、どうにかならないでしょうか。私自身は、カタカナ語は先頭の1文字だけで変換できるようにATOKの辞書に登録しているので、「ポジディブ」などと入力することはまずないのですが、他の人が訳したものをチェックするときは神経を使います。目視では限界があるので、確実にチェックしようとしたら機械的な方法に頼るしかないですね。