see=「見る」?

何年か前に、友人の娘さん(中学生)から「seeとlookはどう違うんですか?」と質問されたことがあります。「seeは『見える』で、lookは『見る』」と教えてあげたのですが、中学生向けの辞書だとあまり詳しい説明はないみたいでした。確かにこの辺の区別は難しいですよね。プロの翻訳者でもthe sender sees this messageを「送信者はこのメッセージを見ます」と訳したりしているぐらいですし。いや、これはこの文章が示す情景を想像できさえすれば「送信者側にはこのメッセージが表示されます」と訳せるんですが。
先日購入したウィズダム英和辞典で「see」を引いてみたら、「意識して見るの意のlookと異なり, 自然に目に入るというニュアンスで用いる」という説明がありました。IT翻訳の仕事はこのような基本的な単語を今さら辞書で調べたりしなくてもできると思われているようですが、時間があるときに語義の説明を読んでみるとなかなかためになります。