スタイルガイド

大きめのプロジェクトが一段落したので、今は比較的短期間の仕事が続いていますが、1,500ワードの翻訳とか6,000ワードのレビューとかそんなのばっかりです。なじみのあるソースクライアントの仕事ではないので、スタイルガイドを読むのに時間をとられています。あるクライアントはカタカナ複合語に中黒を使い、4文字以上のカタカナ語の末尾の音引きを省き(例:ユーザ・インタフェース)、別のクライアントはカタカナ複合語に中黒もスペースもいれず、5文字以上なら末尾の音引きを省く(例:ユーザーインターフェース)といった具合なので、混乱してきます。
あるクライアントのスタイルガイドは、どこかで見たような気がすると思ったら、翻訳会社が別の大手企業のスタイルガイドをそっくりまねして作ったもののようでした。その大手企業の仕事なら以前受注したからだいたい覚えている、と思ったら微妙にカスタマイズされていたりするので、油断できません。こういう、クライアントごとに少しずつ異なる好みに合わせるための手間がもったいないので、翻訳者本来の仕事にもっと時間を振り向けるためにも、スタイルを業界である程度標準化してしまえばと思うのですが、無理ですよね。