カタカナ動詞(マップするvsマッピングする)

英語の動詞を日本語の動詞で適切に表すことができない場合に、やむを得ずカタカナ表記するのですが、その場合の規則というのはありましたっけ。copyならば「コピーする」、printならば「プリントする」のように、動詞の原形をそのままカタカナ読みすればいいのかもしれませんが、mapは「マップする」でいいのでしょうか。「マッピング」という外来語が既にあるので、「マッピングする」の方が自然だと思うのですが、現在取りかかっている仕事で支給された用語集には「マップされた**」という訳が使われています。
文章中のmapは「マップする」でよいとしても、「見出しを体言止めにする」という指示があった場合にどうしたものかと悩みます。原文が「Mapping a field」ならば「フィールドのマップ」なのか「フィールドのマッピング」なのか。前者だと、mapが動作ではなく「マップ」という可算名詞を指していると解釈されるかもしれないし、後者だと、文中の「マップする」との整合性がとれなくなってしまいます。「mapping」が索引の見出しとなっていることもあります。その場合はやはり「マッピング」でしょうね。copyingなら「コピー」ですが。
もう一つ、mapの逆のunmapという動詞が出現したらどうするかという問題もあります。「マッピングを解除する」か「マップを解除する」か「アンマップする」か。実は、手元の用語集ではこの3つがどれも使われています。
似たような例としては、

  • dock(ドックする/ドッキングする)
  • undock(ドックを解除する?/ドッキングを解除する/アンドックする)
  • model(モデルする?/モデリングする)
  • program(プログラムする?/プログラミングする)
  • code(コードする?/コーディングする)

などがあります。
renderが「レンダする」と訳されているのを見たことがありますが、これはいくらなんでも…。「サーバーをポール(poll)する」と言われても何のことかさっぱりわかりませんが、「ポーリングする」ならばわかりますよね。ITではあまり出現しませんが、etchという動詞は原形をそのままカタカナ表記すると意味が違ってしまうので、気を付けなければ。