「〜によって」と「〜により」

ある翻訳会社で初めてレビューの仕事をすることになって、レビューのガイドラインのようなものを渡されたのですが、その中に

「この変換はコンパイラにより実行されます」→「この変換はコンパイラによって実行されます」

という修正例がありました(実際の文章とは変えてあります)。それまであまり意識していなかったのですが、「〜により実行される」は正しくないのでしょうか。元々自分ではあまり使いませんが。
「より」は「因る」という動詞の連用形で、これに「て」という助詞が付いて「よりて」→「よって」になるのですが、この「て」を省くのは間違いか?
この接続助詞「て」の意味は

(三)どんな状態で、その動作・作用が行われるかを表わす。
「歩い―通う/目を開い―よく見ろ/喜んで協力する」
(『新明解国語辞典』)

といったところでしょうか。日本語は、多少助詞を省いても意味が通じることが多いのですが、きちんとした文章にするには、むやみに省略しないほうがよいと思います。「〜により」が間違いとは言い切れないのですが、少なくとも上記の例では、私も「〜によって」に修正します。