5月13日に取り上げたのと同じ部分で、もう一つ引っかかる箇所があります。
In earlier versions of SQL Server, metadata for all objects in a database is visible to members of the public role. This means that any user that is logged on to an instance of SQL Server can view metadata for every object in the server, even those objects on which a user has no rights.
出典:http://msdn2.microsoft.com/en-us/library/ms187113.aspx以前のバージョンの SQL Server では、public ロールのメンバがデータベースのすべてのオブジェクトのメタデータを表示できます。これは、SQL Server のインスタンスにログオンしたユーザーならだれでも、サーバーのすべてのオブジェクトのメタデータを表示できることを意味します。それらのオブジェクトに対する権限がユーザーに許可されているかどうかは関係ありません。
出典:http://msdn2.microsoft.com/ja-jp/library/ms187113.aspx
権限は「許可」するものでしたっけ? grantという動詞はよく「許可する」などと訳されていますが、この文章では使われていないので、これを訳した人はふだんから「権限」は「許可する」ものだと考えているということですね。