IT翻訳者の疑問

この業界に入って約20年。私の疑問は相変わらず解決しません。

語尾の「ー」を省くとこうなる

hacker=ハッカ(ミント味?)
copper=カッパ(合羽?)
caller=コーラ(飲み物?)
batter=バッタ(虫?)
rubber=ラバ(動物?)
wrapper=ラッパ(管楽器?)

コンピュータに侵入にする人のことを「ハッカ」と呼ぶ人はあまりいないようですが、なぜでしょう。「クラッカー」がNGで「ハッカー」がOKという感覚はいまいち理解できません。

ここ最近,金融機関を狙うクラッカ(悪意のあるハッカー)の集団が急増している,というニュースをよく目にする。
出典:http://itpro.nikkeibp.co.jp/members/ITPro/USURA/20021121/1/

「クラッカ」でも「クラッカー」でも通じるから結構ですが、電子データとして扱う場合に両者が別物と見なされることがあるから、気分で語尾の「ー」を付けたり付けなかったりするよりは、いっそ全部「ー」を付ければいいのにと私は思います。「n文字以上ならば省く」という規則も、意味がありそうでないし。私は「コンピューター」という表記が嫌だとは全然思いません。