「ウイルス」vs「ウィルス」

何年か前に、あるプロジェクトで「ウィルス」ではなく「ウイルス」と表記するようにという指示を受けて以来、私は特に指示がなくても「ウイルス」と表記することにしています。トレンドマイクロマカフィーの製品名も「ウイルス〜」だし、国語辞典や百科事典の見出し語も「ウイルス」ですね。
しかし、あるクライアントは以前から「ウィルス」が正しいと言って譲りません。上述の理由を伝えても、やはり「ウイルス」ではなく「ウィルス」と表記せよとのことだそうです。これって好みの問題ということで片づけてしまっていいんでしたっけ。気になったので他の会社のWebサイトも見てみました。シマンテックも、製品名には含まれていないものの、http://www.symantec.com/ja/jp/index.jspにアクセスするとブラウザのウィンドウタイトルに「ウイルス対策、セキュリティおよびアベイラビリティソリューション: シマンテック」と表示されます。ページ本体を見ると「ひとつに統合された次世代アンチウイルス」「次世代ウイルス対策製品」という文字があります。さらに下の方を見てみると、「無償ウィルスチェック」……やはり、どちらでもいいってことですか。
このことは、ウイルス作者の大学院生が逮捕されたというニュースをNHK総合テレビのニュース番組で見て思い出したのですが、画面の表示は「ウイルス」でした。音声では、アナウンサーにもよりますが「ウイルス」にも「ウィルス」にも聞こえたような気がします。