何を今更という感じですが、箇条書きが何のためにあるかをわかってない人がたまにいます。
たとえば、「Supported operating systems:」に続く
という箇条書きが、
と訳されていることがあります。これくらいなら語句が短いのでどちらでもいいような気がしますが、これよりはるかに修飾語句が長いにもかかわらず、普通の文章と同じように修飾語句を前に持ってきて訳す人がいるのです。そのような訳し方だと、箇条書きで何を列挙していたか、わからなくなってしまいます。上の例でいえば、大事なのは「Windows operating systems」であって「except Windows Me」は補足なのだから、大事なものを先頭に持ってくるべきです。私なら
- UNIX
- Linux
- Windowsオペレーティングシステム(Windows Meを除く)
と訳します。