「外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第2版」

テクニカルコミュニケーター協会のサイト(http://www.jtca.org/tc-katakana/index.html)で、2008年3月に制定された「外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第2版」が公開されています。このガイドラインでは

内閣告示第二号(H3.6.28)「外来語の表記」に基づき、英語の語尾の-er、-or、-ar、 -*y などにあたるものは、原則として長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。
●表記例
・語尾に、-er が付く語句
コンピューター(computer)
ドライバー(driver)
メーカー(maker)
プリンター(printer)
タイマー(timer)
ユーザー(user)
・語尾に、-or が付く語句:
エレベーター(elevator)
モーター(motor)
・語尾に、-ar が付く語句:
カレンダー(calendar)
レーダー(radar)
モジュラー(modular)
・語尾が、-*y でおわる語句
アクセサリー(accessory)
エネルギー(energy)
アイデンティティー(identity)
メロディー(melody)
モリー(memory)
パーティー(party)

となっています。工学系には、意地でも「ー」を使いたくないらしく「コピー」の代わりに「コピィ」と書く人もいるようですが、ローカライズ業界では「IT用語には付けないが、付けるのが一般的になっている言葉には付ける」という漠然としたルールがあります。しかし、その境界があいまいだし、「オブジェクトのコレクションのmemberは『メンバ』で人間のグループのmemberは『メンバー』」のような使い分けを強いられるのは馬鹿馬鹿しくてなりません。以前と違って、ITは専門家だけのものではなくなっているので、「コンピューター」「ドライバー」が当たり前という時代が早く来て欲しいと思います。