「それをダブルクリックします」

最近、「それを」という指示代名詞が訳文の中で使われているケースをよく目にします。子供っぽいし、何を指しているかがあいまいになることがあるので、避けた方がよいと思います。「それを」を使う翻訳者は一人や二人じゃなくて、けっこうキャリアのある人も使っているのですが、なぜでしょう。TMにそういう訳が登録されていると真似してしまうんでしょうか。

使用する画像がデスクトップの背景画像の一覧にない場合、[画像の場所] の下向き矢印をクリックして他のカテゴリを表示するか、[参照] をクリックしてコンピュータ上の画像を検索します。目的の画像が見つかったら、それをダブルクリックします。その画像がデスクトップの背景になり、デスクトップの背景の一覧に表示されます。
出典:http://windowshelp.microsoft.com/Windows/ja-JP/help/2959a6e9-4b0c-4e36-8d63-a15bd50b8f5f1041.mspx

下へスクロールして [共有構成] アイコンを見つけ、それをダブルクリックします。
出典:http://www.microsoft.com/japan/serviceproviders/technical/070702_5.mspx

このような「それを」は省いてしまってよいと思います。ユーザーの意識は「目的の画像」や「[共有構成] アイコン」に向いているわけだから、ダブルクリックするのはその画像あるいはアイコンに決まってるでしょう。

目的の画像が見つかったら、ダブルクリックするとその画像がデスクトップの背景になり、デスクトップの背景の一覧に表示されます。

下へスクロールし、[共有構成] アイコンを見つけてダブルクリックします。

とでも変更すればすっきりしますよ。