「SDL Trados の導入効果をシュミレーション - ROI計算ツールのご紹介ウェビナー」

昨日SDL TRADOSから届いたメールのタイトルです。
メールの本文では

来る2008年7月17日のウェビナー(オンラインセミナー)では、現在SDL Tradosの導入をご検討中の方や製品のことを聞いてご興味を持った方向けに製品の導入効果(作業効率と投資収益率)をシミュレーションできるROI計算ツールをご紹介します。また、効率アップの鍵となる翻訳メモリの概念についても簡単にご紹介させていただきます。

きちんと「シミュレーション」という表記を使っているのに、タイトルの「シュミレーション」が惜しいですねえ。
揚げ足を取って喜んでいると思われますか? 私の仕事はある意味間違い探しなので、「シュミレーション」を見て何とも思わないようでは仕事にならないのですよ。「シュミレーション」と書く人はうっかりしているのではなく、もとの言葉がsimulationであることに気が付いていないというのが問題です。しかもSDLは単なる翻訳支援ツールのベンダーではなくて、ローカリゼーションもやっている会社ですからね。
ちなみに、ATOKならば、「しゅみれーしょん」と入力して変換した時点で「シュミレーション」という変換候補に続いて「《シミュレーションの誤り》」と表示されます。自分が入力するときはこれで気が付くとして、他の人が入力したもののときはどうするか。目視で校正すると結構見落としがあるので、校正ツールなどの機械的なチェック方法を併用すると安心ですね。それでも、見つかるのは一般的なエラーだけかもしれません。「無料でV1.2にアップグレートできます」の「アップグレート」は、少なくともMS Word 2003の文章校正では引っかかりませんでした。私自身は、翻訳レビューの仕事のときは訳文のカタカナ語だけを抜き出して既知のカタカナ語リストと突き合わせるという手順を踏んでますが、メールを書くときに応用するにはちょっと手間がかかりすぎる方法ですね。