動詞の並列は「たりたり」で表現できるか

以前、あるプロジェクトのスタイルガイドに「動詞の並列には〜たり〜たりを使う」という大ざっぱな指示が書かれていたことがありました。そういう指示を忠実に守っているのかどうか知りませんが、

もちろん、このコラムを執筆している Scripting Guy は、野球チームのコーチとして豊かな経験があるので、そんなことは嘘っぱちだとわかっていることをお伝えしておきましょう。ショートになると思うことも、ショートになると本気で信じることも、すばらしいことです。しかし、ゴロを取ったり一塁まで投げたりすることができるとよいのですが。ショートでプレーする場合、ダブル プレーができると信じているだけでは不十分で、実際にダブル プレーができる必要があります。
出典:http://www.microsoft.com/japan/technet/scriptcenter/resources/qanda/mar07/hey0313.mspx


Of course, we should note that, as a long-time baseball coach, the Scripting Guy who writes this column knows that none of that is really true. It’s great that you want to be a shortstop and it’s great that you truly believe that you can be a shortstop. However, it’d be even better if you could field ground balls and make the throw to first base. When it comes to playing shortstop, it’s not enough to believe that you can turn the double play; you have to actually be able to turn the double play.

出典:http://www.microsoft.com/technet/scriptcenter/resources/qanda/mar07/hey0313.mspx

のように、動詞A and 動詞Bを機械的に「AしたりBしたり」と訳す人が時々います。この文章のfield ground balls and make the throw to first baseは連続している動作ですよね。野球のショートストップが打球をグラブで止めただけで一塁に投げなかったら内野安打になってしまいます。たりたりを使うのは結構ですが、原文の意味が正しく伝わるかどうかを考えていただきたいものです。