Google多数決

Google多数決」という言葉があるのを最近知りました。文字通り、2つの表現のどちらを使うか迷ったらGoogleで検索してヒット数の多い方を採用するということです。個人がGoogle検索のヒット数を参考にするのを止めはしませんが、パソコン雑誌で推奨するのはどうかなあと思います。

 領収“書”なのか領収“証”なのか、電池は単三“形”なのか単三“型”なのか。はたまた“カレーライス”か“ライスカレー”か。どちらを使うか迷うことがあります。場合によっては規則で決まっているかもしれませんが、現実にはどちらでも通用します。世の中、どちらが多く使われているのかGoogleに「お伺い」を立ててみましょう。 ご承知のようにGoogleはWebの検索ページです。
http://bizboard.nikkeibp.co.jp/kijiken/summary/20080519/NPC0553H_1241940a.html

領収“書”と領収“証”、“カレーライス”と“ライスカレー”はさておき、電池の「単三形」と「単三型」はどちらでも通用しますか? 重要なのは「単三」なので「形」でも「型」でも意味は伝わりますが、正式な表記が決められているのでそれに従うのが筋でしょう(乾電池の実物には「単3形」などと書かれているはずです)。もし、Google検索のヒット数を比較して「単三型」の方が圧倒的に多かったら「単三形」は間違いということになってしまうのでしょうか。
記事本文は読んでいませんが、もしかしたらこの辺のフォローがあるかもしれません。しかし、一般のパソコン初心者ならともかく、パソコンを使い始めたばかりの翻訳者がこういう記事(のイントロダクション)を鵜呑みにしちゃったりするかもしれないので、例として挙げる言葉の選択にもう少し注意してほしかったなと思います。