大げさな形容詞もきっちり訳出すべき?

8月4日付けのTechCrunchの記事に「見ただけで吐き気がするPRの陳腐な決まり文句: そのワースト10」(http://jp.techcrunch.com/archives/2009080110-words-i-would-love-to-see-banned-from-press-releases/)というものがあります。ワースト10とは

1 ) LEADING / LEADER
2 ) BEST / MOST / FASTEST / LARGEST / BIGGEST / etc.
3 ) INNOVATIVE / INNOVATION
4 ) REVOLUTIONARY
5 ) AWARD-WINNING
6 ) DISRUPTIVE / DISRUPTION
7 ) CUTTING / BLEEDING EDGE
8 ) NEXT-GENERATION
9 ) STRATEGIC PARTNERSHIP
10 ) SYNERGY
Bonus words: enterprise-grade, world-class, turnkey, premier, unparalleled and unrivaled.

ですが、全部とは言わないまでも、この多くは普段の翻訳/レビューの仕事(IT企業の製品・サービスの紹介文)でよく見かけます。IT翻訳業界では、このような形容詞もきっちり訳出するのが割と当たり前のようですが、英語圏の人から見てもうんざりするような文句ならば、そのまま日本語に訳す必要もないわけですね。文脈によっては、innovativeやnext-generationやenterprise-gradeがキーワードになっているので訳出しなければなりませんが、たとえばaward-winningなどは本当に何かの賞をもらったという意味で使われているのかどうか怪しいものです。world-classやunparalleledなども、うまく日本語の文章にはまるような訳をひねり出すのに以前は苦しんだものですが、これからは適度に無視することにします。