「真逆」が耳障りである理由

「真逆」という言葉は、既に国語辞典の見出し語になるほど浸透しているようですね。国語辞典に載っているとはいっても、

俗に,全く逆さま。正反対。 (スーパー大辞林
《「逆」を強調した俗語》まったく逆であること。正反対なこと。また、そのさま。「前作とは性格が―の人物を演じる」(デジタル大辞泉

のように、俗語扱いされています。ちなみに、『現代用語の基礎知識』では若者語に分類されているようです。いつ頃からどうやって流行したのかは知りませんが、「まぎゃく」はあまり良い響きではないように感じられます。その理由が最近わかりました。
変わる日本語その感性 (特別講義 1)』に書かれていますが、「真」が和語で「逆」が漢語だからです。起源が異なる言葉なので親和性が低いというわけですね。