探し物をしていて偶然見つけたページ(http://www.sdl.com/jp/about-us/press/2010/fredhopper-acquisition.asp)のフォント設定がすごい。何をどうやったら1つの段落、いや1つのセンテンスに明朝とゴシックが混在するのか。他のプレスリリースのフォント設定はまともなので、ますます謎です。
書かれていることがいくらまともでもフォント設定次第でぶちこわしになるのは、IBMの例で実証されていますが、こちらもなかなかです。見た目が変なドキュメントって、テキストそのものもちょっと問題ありだったりしますよね。最初のほうは、どう見ても同じことが2回書かれています。
左のサイドバーにある年ごとのリンクの表記も、なぜかあまり統一されていませんが、「2010 Press Releases」をクリックしてみると、一覧の中で2010年3月1日のところだけ明朝っぽい。7月14日のところにはTest articleなんてのもあるし。
企業のWebサイトの中で、プレスリリースというのは重要度が最高レベルではないのでしょうか? 会社として公式に発表するのだから、間違いなどがないよう、広報部門が十分にチェックしたうえで発表するものだと思いますが、こんな状態のページは見たことがありません。普通の企業ならまだしも、翻訳サービスとそのツールの両方を売ってる会社のWebサイトですよ。サイト全体が商品サンプルなのに。どういう工程でこのページが作られたかは知りませんが、業界を代表する会社のWebサイトがこの有様で、悲しくなってきます。「複雑な多言語環境における販売とマーケティング、さらにカスタマサポート求める企業に最高のソリューションを提供する」の説得力がなくなっちゃいますよ。