「含んでいる」

以前、あるローカライズのプロジェクトにエディターとして参加していたときに、他のエディターの一人から「“含んでいる”という表現はおかしい」という意見が挙げられたことがあるのですが、それ以来、「含んでいる」を目にすると気になって仕方ありません。しかし、世間一般では結構使われているのですね。
http://www.google.co.jp/search?q=%E5%90%AB%E3%82%93%E3%81%A7%E3%81%84%E3%82%8B+site:microsoft.com&hl=ja&lr=&c2coff=1&start=10&sa=N
こうやって眺めていると「含んでいる」は確かに不自然です。主語のほとんどは無生物なので、それを客観的に見る立場からは「含まれている」という表現を使った方がよいように思います。
マイクロソフトの仕事ではありませんが、現在参加しているプロジェクトの翻訳メモリ(=過去訳)にも「含んでいる」が頻出しています。たとえば、「.iniファイルを含んでいるディレクトリのパスを指定する」といった具合です。「.iniファイルが含まれているディレクトリのパスを指定する」に修正しようとしてふと思ったのですが、ディレクトリはファイルを“含む”ものでしたっけ? 英語ではcontainという動詞が使われているのですが、要は「iniファイルが存在する(保管されている)ディレクトリ」ですよね。