読みづらい日本語訳

今訳している文書は、既存の文書の一部を抜き出して新たに編集したもののようで、新規翻訳も多いのですが、過去訳を流用できる部分もところどころにあります。翻訳メモリから100%マッチで流用できる分は、翻訳会社側での前処理の段階でバイリンガルファイルに訳が流し込まれているので、こちらでは何もしなくてよいことになっています。しかし、この流用された訳が非常に読みづらい。
単語の選び方とかは間違っていないのですが、語順や「てにをは」が適当なので話の流れが見えにくいのです。たとえば、

システムをアップグレードする前に、データベーステーブルをバックアップする必要があります。backupコマンドは、テーブルのバックアップに使用できます。構文は次のとおりです。

といった感じですが、なぜここで「backupコマンドは、」を主語に持ってくるのですか。原文は「The backup command can be used to backup the tables.」ですが、この文章が述べたいことは「データベーステーブルをバックアップするときは、backupというコマンドを使用できるんですよ」ということですよね。修正案としては「backupコマンドを使用すると、テーブルをバックアップできます。」がありますが、他のバックアップ方法については特に述べていないようなので、「できます」を省いて「テーブルをバックアップするには、backupコマンドを使用します。」としてしまってもよいと思います。