「受動」←→「アクティブ」?

調べ物に必要になったので読んでいた『IBM Tivoli System Automation for z/OS 自動化ポリシーの定義 バージョン3 リリース1』http://publib.boulder.ibm.com/tividd/td/ITSAutofzOS/SC33-8262-01/ja_JA/PDF/ingc0mst.pdf の巻末の「用語集」に、次のような記述がありました。

受動モニター(passive monitoring). SA z/OSにおいて、z/OSシステムおよびそのリソースから非送信請求メッセージを受信すること。これらのメッセージは、リソース状況ディスプレイに対する更新のプロンプトを出すことができる。アクティブ・モニター(active monitoring)も参照。

passiveを「受動」と訳し、activeを「アクティブ」と訳すのはあまり見たことがありません。どういう基準で使い分けているのかが気になったので、同じPDFの中で「アクティブ・モニター」という見出し語を検索したのですが、見つかりません。「active monitoring」で検索してみたところ、

能動モニター(active monitoring). SA z/OSでは、定期的なユーザー定義の間隔で情報などを送信請求することによってリソース状況情報を獲得すること。受動モニター(passive monitoring)も参照。

という記述が見つかったので、「能動モニター(active monitoring) も参照。」としなければならなかったようです。

他人のミスをあげつらってどうこう言いたいのではなく、なんでこうなってしまったかを想像してみたくなったので、とりあえず書き残しておくことにします。

ちなみに、同じ製品に関するマニュアルがいくつかあるようですが、その一つである『カスタマイズとプログラミング バージョン3 リリース1』(http://publibfp.boulder.ibm.com/epubs/pdf/d8867161.pdf)にも、同じく巻末の用語集があります。こちらでは、見出し語が「アクティブ・モニター」となっています。

受動モニター(passive monitoring). SA z/OS では、z/OS システムおよびそのリソースから非送信請求メッセージを受信すること。これらのメッセージはリソース状況ディスプレイに対する更新のプロンプトを出すことができる。アクティブ・モニター(active monitoring) も参照。

アクティブ・モニター(active monitoring). SA z/OSでは、定期的なユーザー定義の間隔で情報などを送信請求することによってリソース状況の情報を獲得すること。受動モニター(passive monitoring) も参照。

ただ、なぜか、用語集以外の部分では「パッシブ・モニター」という訳が使われています。『自動化ポリシーの定義』の方では、用語集以外の部分でも「受動モニター」と「能動モニター」が使われていました。