指示の後出し

現在私が参加しているプロジェクトでは、最初に渡されたのは翻訳用のファイルとファイル一覧だけでした。用語集はないんですか? と尋ねると、オンラインの用語集がありますということでURLを教えてくれました。質問しなかったら今頃どうなっていたんでしょう? スタイルガイドも後から送られてきました。そのソースクライアントの仕事は以前請けたことがあったので別に問題はなかったのですが、用語集とかスタイルガイドとか、あって当たり前のものをなんで初めから用意できないのか、非常に不思議です。
それ以外にも、原文のイタリックをどうするかとか、スタイルガイドに書かれていないことがメールで指示されます。1日に何通も。2、3日したらそういう指示をファイルにまとめて送ってくるようになったのですが、そのファイルに書かれていることがまた分かりづらい。本人は分かっているはずなんでしょうが、他人が見るとどうにでも解釈できる書き方をしているので、指示になっていないのです。ああもう。
メールを送ってくるのはPM(Project Manager)ですが、Ccが空欄であることから判断すると、社内にこのプロジェクトを担当するlinguistはいないみたいです(多分チェックも全部外注)。そんなに小さいプロジェクトではないんですけどね。同じlinguistだったら、翻訳者への指示ももっと明確に書いてくれるはずです。そもそも、イタリックがどうのなんて、どのプロジェクトでも問題になるようなことなので、そのソースクライアント共通の注意事項としてまとめておけば後のプロジェクトにも流用できると思うのですが、やる人がいないのでは仕方ないですね。