3月22日の日記で取り上げたhttp://msdn2.microsoft.com/ja-JP/library/e18yd02w.aspxでの「共存」の使い方が引っかかるのは、これが自動詞であることも理由の一つのような気がします。
このWebページの最初の文章は
ですが、「オーバーロードする」という動作の主体はこの文章の読者(プログラマー)です。けれども、
戻り値を持つか持たないかという点だけが異なる 2 つのオーバーロードが共存することはできません。
という文章では、動作の主体が「2 つのオーバーロード」に切り替わってしまっています。「共存」という自動詞を使うのであれば、動作の主体を読者に統一して
戻り値を持つか持たないかという点だけが異なる 2 つのオーバーロードを共存させることはできません。
と訳したほうが自然だと思います。