SDLのWebサイトに、このようなページがあります。
英語版はこちらです。
このような文脈でのindustryが「業界」と訳されているケースを最近時々見かけますが、「業界」とは「同じ産業にたずさわる人々の社会。特に、マスコミ・広告などに関係する人々の社会。」(広辞苑)ですよね。「ライフサイエンス」や「法律」という産業それぞれに携わる人々のためのソリューションということなのでしょうか。
このページの上から2行目には「言語 & マルチメディア」、「コンテンツ管理」、「ビジネスソリューション」、「サポート」…というドロップダウンメニューが並んでいて、その一つの「ビジネスソリューション」をクリックすると、「業種」という見出しの下に「ライフサイエンス」や「法務」などの項目が並んでいます。英語版ではこの「業種」に対応する部分が「Industries」となっています。自分だったら「業種別ソリューション」という訳を選びますが、SDLでは「業種別」を選んだわけですね。でもどういうわけか、同じWebサイトの中でもindustryの訳が複数発生してしまう。訳語の管理って大変ですね。