2008-01-01から1年間の記事一覧
過去何度か取り上げたネタですが、納得いかないのでもう一度書きます。今日も、レビューの仕事をしていて、severalが「複数の」と訳されているのを見たのですが、どの人もこの人も「複数」と訳すのには何かわけがあるのでしょうか。たとえば「〜には複数の利…
私が購入したVistaプリインストールPCはノートブックなので、Windowsのステータスバーにバッテリメーターのアイコンがあって、右クリックすると電源プランを選択できるようになっています。3つほどオプションがあって、その下に「電源を節約する方法」という…
昨日SDL TRADOSから届いたメールのタイトルです。 メールの本文では 来る2008年7月17日のウェビナー(オンラインセミナー)では、現在SDL Tradosの導入をご検討中の方や製品のことを聞いてご興味を持った方向けに製品の導入効果(作業効率と投資収益率)をシ…
Internet Explorer 7のGoogleツールバーに、ある単語を入力してEnterを押したところこの画面が表示されました。 google:Internet Explorerではこのページは表示できません 半年も前にリリースされたIE7に対して今更という感じもしますが、私もひとこと言いた…
ここのところ、ホワイトペーパーの翻訳レビューの仕事を断続的にやってますが、疲れますね。翻訳した人も疲れてしまったのか、変な訳だらけです。マニュアルじゃないんだから、逐語訳は勘弁してほしい。Tradosを使っていますけど、「どんな文脈に出現しても…
私がWindows XPを使い始めたのは2002年頃だったと思います。サブマシン用のノートPCを買ったらインストールされていました。原色を多用したデザインに我慢ならなかったのでWindowsクラシックスタイルに変えてしまいましたが、それ以降は特にWindows 2000との…
サブマシンを買い換えました。そろそろVistaに慣れておくかということでVista Ultimateプリインストールモデルにしたのですが、何だかいろいろ面倒くさくなってますね。既存のPCとLANでつないでいるのですが、お互いうまく認識しないようなのでIPの設定を見…
最近、「それを」という指示代名詞が訳文の中で使われているケースをよく目にします。子供っぽいし、何を指しているかがあいまいになることがあるので、避けた方がよいと思います。「それを」を使う翻訳者は一人や二人じゃなくて、けっこうキャリアのある人…
「小学生の作文か?」と突っ込まれそうな表現ですが、プロの翻訳者が訳文の中で使っているのを見ると脱力します。 世帯収入が多い人の方がコンピュータ使用率は高いです。しかし、どの教育水準においても、重度の障害のある人は障害のない人や軽度の障害のあ…
自宅ではもっぱらWord 2003を使っていて、オンサイトの仕事で通っている翻訳会社でも同じなのですが、世間一般ではWordの標準的なバージョンといえばもう2007なのでしょうか。Wordの上書きの仕事でもバージョンを指定されないことがたまにあるので不安です。…
ソースクライアントが今までいろいろなベンダーを使って、まともなスタイルガイドもなしにローカライズを続けてきたものだから、TMの訳の中で「オペレーティング システム」と「オペレーティング・システム」と「オペレーティングシステム」が混在していたり…
レビュアー(エディター/チェッカー)の数がやたら多い
テクニカルコミュニケーター協会のサイト(http://www.jtca.org/tc-katakana/index.html)で、2008年3月に制定された「外来語(カタカナ)表記ガイドライン 第2版」が公開されています。このガイドラインでは 内閣告示第二号(H3.6.28)「外来語の表記」に基…
プロジェクトの説明(例:XXX Ver4.5というクライアントのWebポータル開発用ソフトウェアの管理者用ガイド)が一切ない 支給されるのはバイリンガルファイルで、PDFやコンパイル済みヘルプが支給されない
「英和辞典はなくても仕事はできる」と主張する翻訳会社社員(自称linguist)がいる
thenが「その後、」と訳されている 「これにより、」が頻出する
ここのところ、ハードウェアメーカーのWebに載せる製品紹介記事の翻訳レビューをしていました。原文に忠実に訳したって日本語としては読みにくいだけなのに、どうしてマニュアル風翻訳で満足してしまう翻訳者が多いのでしょうか。 そうなってしまう理由には…
世の中には、見直しをろくすっぽしないで訳文を納品してくる翻訳者がいます。そんな訳文をレビューというか訳し直しているのですが、もううんざり。翻訳会社のPMに、この人には二度と発注しないほうがいいですよと進言したのですが、その会社は最近受注をた…
製品紹介資料の訳というのはやっかいですね。まあ、翻訳というのは本来こういうもので、ソフトウェアの操作手順のようにほとんど考えなくてもできるほうが特別なんですが。で、その製品紹介資料の英日翻訳のレビューをしているのですが、翻訳者の一人は超逐…
4月6日の日記で引用した記事の中に、ちょっと気になる記述があります。 たとえば本書によると、英語の“Dialog”は“ダイヤログ”ではなく“ダイアログ”とカタカナ表記するのが正しく、“Toolbar”や“Taskbar”はそれぞれ“ツール バー”“タスク バー”といったように半…
昨日の日記に書いた「Language Excellence Style Guides」は「マイクロソフト ランゲージ ポータル」(https://www.microsoft.com/language/ja/jp/default.mspx)のコンテンツのようです。このサイトには「製品用語検索」もあるのですが、日本語訳を検索して…
MS、ローカライズのガイドブック「Language Excellence Style Guides」を公開 ローカライズ作業だけでなくアプリケーション開発にも有用 http://www.forest.impress.co.jp/article/2008/03/28/mslangstyleguide.html マイクロソフトの日本語スタイルガイドが…
そんなことは不可能だというのが私の意見ですが、未だに「IT翻訳は機械的に訳しておけばOK」という風潮があるようです。いったいどこの誰がそれでいいと言ったのでしょうか? プロジェクトによっては「原文に忠実に訳せ」と指示されることもあるようですが、…
Microsoft Updateでセキュリティ関連の更新が行われるたびに説明文を読んでいて思うのですが、「ファイルを開くと任意のコードが実行される可能性がある」「セキュリティ上の脆弱性によって任意のコードが実行される」って変じゃないですか? Microsoft Offi…
d. [変数値] ボックスの中の Path の記述の後に次を入力します。 ;C:\Windows\Microsoft.NET\Framework\v1.1.4322 ここで、C:\Windows は Windows がインストールされているフォルダです。v1.1.4322 は .NET Framework 1.1 のバージョン番号です。 出典:htt…
「すべて」という訳が使えることもありますが、anyの訳を「すべて」で統一しようというのは無理です。 ローカリゼーションベンダーに求められることの一つに「訳語の統一」がありますが、何でも統一すればいいってものでもないことぐらいわかるでしょう。
昨日の日記で取り上げた文章の中で、「テーブル内のデータにアクセスしたり、データを操作したり」という部分も非常に気になります。英語では「access and manipulate data」ですが、このような動詞の並列を「〜たり、〜たり」と訳す人は最近多いですね。「…
調べ物をしていて見つかった「データベースへのアクセスと変更 (SQL Server Compact Edition)」というトピックの冒頭の文章です。 データベースで作業を行うと、データをクエリするため、常にテーブル内のデータにアクセスしたり、データを操作したりしてい…
最近、他の人が訳した文章の中で「これにより」を見かけることが多いような気がします。少なくとも5年ぐらい前はそれほどでもなかったと思いますが、最近やたらと目について、はっきり言ってうんざりしてます。 このページでは、Windows Server 2008 Hyper-V…
大きめのプロジェクトでは、質問用のExcelシートが用意されていて、翻訳者からのコメントはそのシートに書き込むようになっています。ではそのようなシートがない場合はどうするか。普通は同じようなExcelファイルを自分で作ったり、テキストファイルにまと…